PDI のロード中にエラーが検出されると、PLM は PLM エラー レジスタ (PMC_GLOBAL.PMC_FW_ERR) にエラー コードを書き込み、このレジスタの NCR ビットをセットします。ブート PDI のロード中、または何らかのサービス要求の処理中に PPU MB 例外が発生した場合、PLM はエラー レジスタの NCR ビットをセットし、エラー コードを書き込みます。
PLM NCR ビットへの応答は、デフォルトで SRST に設定されています。この応答は、必要に応じてエラー管理コマンドを使用して別のアクションに変更できます。JTAG ブート モードでエラーが発生した場合は、システム デバッグが行えるように、応答の設定にかかわらず PLM は while ループに入ります。
PLM エラーは、PLM エラー レジスタ (PMC_GLBOAL.PMC_FW_ERR) から読み出すか、JTAG コマンド error_status
を使用して読み出すことができます。エラーは、次のフォーマットで記録されます。
Error code: 0xXXXXYYYY
- XXXX
- メジャー エラー コード。PLM/XilLoader/XPLMI のエラー コードは、
xplmi_status.h
に定義されています。 - YYYY
- マイナー エラー コード。各モジュールで定義されたライブラリ/ドライバーのエラー コードです。