PLM はタスクに基づいて実行されます。プロセッサおよびプログラマブル インターバル タイマー (MB 内部) を初期化した後、最初のスタートアップ タスクが PLM タスク キューに追加されます。スタートアップ タスクには、モジュールの初期化、PMC CDO の実行、ブート PDI のロード、および事前に定義した場所でのユーザー フックの実行などが含まれます。スタートアップ イベントの後、PLM はサービス モード (PLM がスリープに移行し、イベントを待機する状態) に入ります。割り込みによってウェークアップすると、PLM は割り込みコンテキストに入り、割り込みを処理した後、タスク キューに戻ってタスクの有無を確認します。タスク キューが空の場合はスリープに移行します。
PLM では次のイベント シーケンスが発生します。
- プロセッサを初期化し、割り込みハンドラーを登録し、割り込みを有効にする
- スタートアップ タスクを実行する
- モジュールを初期化する
- XilPLMI、XilPM、および XilLoader などのモジュールを初期化する
- すべてのモジュールに関して: CDO コマンドおよび割り込みハンドラーを登録する
- PMC RAM に格納された PMC CDO を処理する
- ブート PDI に含まれるその他のイメージをロードする
- ユーザー フックを実行する
- モジュールを初期化する
- タスク ディスパッチ ループ (イベントを待機)
- タスク キューに追加されたタスクを実行する