PLM は、PLM ターミナル出力のログをメモリに記録する機能をサポートしています。この機能は、UART が存在しない場合のデバッグに役立ちます。このログは、ユーザーが有効にしたログ レベルに基づいて記録されます。各出力メッセージのログには、PLM タイムスタンプが付けられます。ログ作成の一部として、次の機能がサポートされます。
- ログ出力レベルの設定
- PLM をビルドする際に、使用するログ レベルを決定できます。PLM に基づき、ELF ファイルが生成されます。PLM に IPI コマンドを送信してログ レベルを変更できる機能があります。IPI コマンドにより、ログ レベルを上下に変更できます。
- デバッグ ログ バッファー メモリの設定
- デフォルトでは、ログ バッファーは 16K の PMC RAM 領域で、PLM は出力ログを PMC RAM メモリに記録します。この機能を使用すると、デバッグ ログ メモリを別のメモリに変更できます。
- デバッグ ログ バッファーの取得
- 出力ログを任意のメモリに取得できます。
- デバッグ ログ バッファー情報の取得
- PLM 出力ログの情報を取得できます。
- ターミナル出力の取得
- 次のコマンドを使用して、ターミナル出力を取得できます。
xsct > plm log