イベント ハンドラーの登録と登録解除 - 2023.2 日本語

int xlnx_register_event(const enum pm_api_cb_id cb_type, const u32 node_id, const u32 event, const bool wake, event_cb_func_t cb_fun, void *data)

説明:

cb_type

pm_api_cb_id からのコールバックのタイプ。

• PM_NOTIFY_CB: エラー イベント。
• PM_INIT_SUSPEND_CB: サスペンド コールバック。

node_id

エラー イベントに対するノード ID。

event

エラー イベントに対するエラー イベント マスク。

wake

イベント通知によってサブシステムをウェークアップするかどうかを指定するフラグ。

cb_fun

コールバック関数を保存するための関数ポインター。

data

ドライバー インスタンスへのポインター。

Versal デバイスのエラー イベントの node-id とエラー イベント マスクの詳細 (またはマクロ) は、Linux の include/linux/firmware/xlnx-versal-error-events.h ファイルを参照してください。

たとえば、エージェントが DDRMC ドライバーである場合を考えます。

1. このエラー イベントを処理するユーザー コールバック関数を定義します。

   void xddr_err_callback(const u32 *payload, void *data)
   {
       /* Tack action */
   }

   ファームウェアでエラー イベントが発生したときに xddr_err_callback() が呼び出されると、ドライバーは適切なデータを要求します。

   Struct xddr_data
   {
       U32 var1;
       .
       .
   }

2. DDRMC 訂正可能および訂正不可能エラーを登録します。

   xlnx_register_event(PM_NOTIFY_CB, XPM_NODETYPE_VERSAL_EVENT_ERROR_PMC_ERR1, XPM_VERSAL_EVENT_ERROR_MASK_DDRMC_CR | XPM_VERSAL_EVENT_ERROR_MASK_DDRMC_NCR, false, xddr_err_callback, (void *) data);

3. DDRMC 訂正可能および訂正不可能エラーを登録解除します。

   ret = xlnx_unregister_event(PM_NOTIFY_CB, XPM_NODETYPE_VERSAL_EVENT_ERROR_PMC_ERR1, XPM_VERSAL_EVENT_ERROR_MASK_DDRMC_CR | XPM_VERSAL_EVENT_ERROR_MASK_DDRMC_NCR,
   xddr_err_callback,);