トレース イベントのログ機能 - 2023.2 日本語

Versal アダプティブ SoC システム ソフトウェア開発者向けガイド (UG1304)

Document ID
UG1304
Release Date
2023-10-18
Version
2023.2 日本語

PLM はトレース イベントのログをメモリに記録する機能をサポートしています。このメモリは、PLM 出力のログに使用するメモリとは異なります。現在、PLM は PDI ロードのトレース イベントをタイムスタンプ付きでログに記録する機能のみをサポートしています。トレース機能の一部として、次の機能が PLM によってサポートされます。

トレース ログ バッファー メモリの設定
デフォルトでは、PLM はトレース イベントのログを PMC RAM メモリに記録します。この機能を使用すると、トレース ログ メモリを別のメモリに変更できます。
トレース ログ バッファーの取得
トレース イベント ログを任意のメモリに取得します。
トレース ログ バッファー情報の取得
トレース イベント ログの情報を取得します。

トレース イベント ログのフォーマット

表 1. トレース イベント ログのフォーマット
構造
タイムスタンプを含むトレース イベント長 トレース ID
タイムスタンプ (ミリ秒)
タイムスタンプ (小数)
ペイロード
...

現在、PLM はトレース イベント ログの一部としてロードされるイメージのリストのみをログに記録します。

表 2. トレース イベント テーブル
トレース イベント ID トレース イベント長 ペイロード
XPLMI_TRACE_LOG_LOAD_IMAGE = 0x1 3 イメージ ID

イベント ログ コマンドの例は、イベント ログ コマンドの例 を参照してください。