Versal デバイスでのアプリケーション開発を容易にするため、AMD は次のような各種フレームワークを提供しています。
- ハイパーバイザー フレームワーク
- AMD は、Versal デバイスで仮想化をサポートするために欠かせない Xen ハイパーバイザーをサポートしています。詳細は、ハイパーバイザーの使用 を参照してください。
- セキュリティ フレームワーク
- Versal デバイスは、セキュリティ フレームワークの一部として認証、暗号化、およびその他の暗号機能をサポートしています。セキュリティ フレームワークの詳細は、セキュリティ を参照してください。
- TrustZone フレームワーク
- TrustZone テクノロジは、1 つのシステム内でセキュアなハードウェア/ソフトウェアと非セキュアなハードウェア/ソフトウェアに分離し、その分離を維持します。
AMD は、TF-A を使用して TrustZone をサポートし、セキュア ワールドと非セキュア ワールドの分離を維持します。Versal デバイスに TEE (Trusted Execution Environment) を実装する場合、TF-A は TEE の主要コンポーネントの 1 つとなります。TEE アーキテクチャの概要は、このホワイト ペーパー を参照してください。
- マルチプロセッサ通信フレームワーク
- AMD は、異なるプロセッシング ユニット間で互いに通信できるように、Versal デバイス用の OpenAMP フレームワークを提供しています。
- 電力管理フレームワーク
- 電力管理フレームワークにより、異なるプロセッシング ユニットで駆動されるソフトウェア コンポーネントが電力管理ユニットと通信できるようになります。