デモ 5: vck190_4mipi - 3.5 日本語

Vitis AI ライブラリ ユーザー ガイド (UG1354)
Document ID
UG1354
Release Date
2023-06-29
Version
3.5 日本語

AI モデルと性能

表 1. vck190_4mipi デモの AI モデルと性能
チャネル モデル名 性能 (fps)
0 sp_net 30
ssd_pedestrian_pruned_0_97
1 ssd_pedestrian_pruned_0_97 30
2 densebox_640_360 30
3 densebox_640_360 30

MIPI カメラのセットアップ

  1. こちらから ZU4 SC イメージをダウンロードし、システム コントローラー マイクロ SD カードのアップデート ページの指示に従って ZU4 SC を更新します。
  2. こちらから BoardUI ツールをダウンロードします。
    注記: 上記リソースをダウンロードするにはアカウントが必要です。既存の AMD アカウントを使用するか、新規に作成してください。
  3. ボードのジャンパーとスイッチの設定を参照してボードをセットアップします。
  4. Vadj の設定を参照して Vadj を設定します。
    注記: Vadj が 1.2V に正しく設定されていることを確認してください。

デモの構築と実行

注記: このデモには特別な VCK190 イメージが必要です。C32B1CU3 DPU とハードウェア スケーラー IP が統合されています。VCK190 イメージはこちらからダウンロードできます。詳細は、VCK190 評価キット用デモ プラットフォーム を参照してください。
  • ホストでデモを構築し、プログラムをターゲット ボードにコピーします。
    cd Vitis-AI/examples/vai_library/apps/vck190_4mipi
bash build_4mipi_spnet.sh
scp -r vck190_4mipi root@IP_OF_BOARD:~/
  • カメラを初期化します。
    # /etc/init.d/xserver-nodm stop
# sh quad_640x360_bgr.sh
  • カメラの ISP パラメーターを変更します。
    
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev11 -c ar0231_green_balance=170
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev12 -c ar0231_green_balance=170
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev13 -c ar0231_green_balance=170
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev14 -c ar0231_green_balance=170
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev11 -c ar0231_blue_balance=500
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev11 -c ar0231_red_balance=140
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev11 -c ar0231_exposure=1000
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev11 -c ar0231_digital_gain=800
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev12 -c ar0231_blue_balance=500
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev12 -c ar0231_red_balance=140
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev12 -c ar0231_exposure=1000
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev12 -c ar0231_digital_gain=800
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev13 -c ar0231_blue_balance=500
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev13 -c ar0231_red_balance=140
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev13 -c ar0231_exposure=1000
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev13 -c ar0231_digital_gain=800
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev14 -c ar0231_blue_balance=500
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev14 -c ar0231_red_balance=140
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev14 -c ar0231_exposure=1000
v4l2-ctl -d /dev/v4l-subdev14 -c ar0231_digital_gain=800
  • デモを実行します。
    sh run_4mipi_spnet.sh
    図 1. vck190_4mipi デモの画像