この章では、次の各評価ボードおよびデータセンター アクセラレータ カード上での Vitis AI ライブラリの性能について説明します。
次に示すボードは、Vitis AI 3.5 用にアップデートされていません。これらのボードの性能メトリクスについては、この資料の Vitis AI 3.0 バージョンに記載されている性能データを参照してください。
- ZCU102 評価キット
- ZCU104 評価ボード
- KV260 ビジョン AI スターター キット
- VCK190 評価ボード
- VCK5000 Versal 開発カード
単一スレッド性能テストでは、式 (1000 ms / E2E_mean time)*batch_number で性能を計算しています。VCK190 を例にとると、batch_number = 3 の場合、E2E_mean と DPU_mean は次の図に示したようになります。
図 1. 単一スレッド性能テストの例 (batch_number = 3)