Vivado® 、ザイリンクス SDK、またはサードパーティ ツールは、次に説明する 2 つの方法で Versal ACAP への JTAG 接続を確立できます。
- USB 3.1 Type-C コネクタ (J207) に接続される FTDI FT4232 USB-to-JTAG/USB-UART デバイス (U20) の場合は、次の手順に従います。
- Versal ACAP のコンフィギュレーション の「モード スイッチ SW1 のコンフィギュレーション オプション設定」の表に従って、ブート モード SW1 を JTAG に設定します。
- 2 極 DIP SW3[1:2] を 01 (ON, OFF) に設定し、JTAG MUX チャネル 2 FT4232 (U20) ブリッジを指定します。
- 3 ピン JTAG MUX 上で、ヘッダー J37 (ピン 2 ~ 3 に取り付けられる 2 ピン ジャンパー ブロック) を有効にして JTAG MUX を有効にします。
- VCK190 ボードの電源を切って入れ直すか、またはパワーオン リセット (POR) プッシュボタン (SW2) を押します (SW2 は ボード コンポーネントの位置 の「評価ボード コンポーネントの位置」の図の参照番号 46)。
- JTAG ポッド フラット ケーブル コネクタ J36 (2mm 2x7 シュラウド/切り欠き付き) の場合は、次の手順に従います。
- Versal ACAP のコンフィギュレーション の「モード スイッチ SW1 のコンフィギュレーション オプション設定」の表に従って、ブート モード SW1 を JTAG に設定します。
- 3 ピン JTAG MUX 上で、ヘッダー J37 (ピン 1 ~ 2 に取り付けられる 2 ピン ジャンパー ブロック) を有効にして JTAG MUX を禁止します (ハイ インピーダンス モード)。
- MUX が禁止/オフにされたため、2 極 DIP SW3[1:2] の設定は XX になります。
- このモードでは、FT4232 デバイス (U20) の UART 機能を引き続き使用できます。
- VCK190 ボードの電源を切って入れ直すか、またはパワーオン リセット プッシュボタン (SW2) を押します (SW2 は ボード コンポーネントの位置 の「評価ボード コンポーネントの位置」の図の参照番号 46)。