zSFP/zSFP+ モジュール コネクタ

VCK190 評価ボード ユーザー ガイド (UG1366)

Document ID
UG1366
Release Date
2021-01-07
Revision
1.0 日本語

[図 1、参照番号 13]

VCK190 ボードには、zSFP または zSFP+ モジュールを接続できるデュアル ポート zSFP/zSFP+ (J287) があります。次の図に、zSFP/zSFP+ モジュールのコネクタ回路 (2 モジュールを実装する場合の代表的な回路) を示します。

図 1. zSFP/zSFP+ モジュール コネクタ

次の表に、zSFP+ モジュールの制御/ステータス信号の接続を示します。

表 1. zSFP0-zSFP1 モジュールの制御/ステータス信号接続
zSFP 制御/ステータス信号 ボード接続 zSFP モジュール
SFP0_TX_FAULT テスト ポイント J276 High = 障害 zSFP0 J287 下側
Low = 正常動作
SFP0_TX_DISABLE ジャンパー J35 OFF =SFP 無効
ON = SFP 有効
SFP0_MOD_DETECT テスト ポイント J31 High = モジュールなし
Low = モジュールあり
SFP0_RS0 1 PU R1420/PD R1426 PU R25 = 全帯域幅受信 (RX)
PD R30 = 狭帯域幅受信 (RX)
SFP0_RS1 1 PU R1421/PD R1427 PU R227 = 全帯域幅受信 (RX)
PD R142 = 狭帯域幅受信 (RX)
SFP0_LOS テスト ポイント J33 High = レシーバー信号損失
Low = 正常動作
 
SFP1_TX_FAULT テスト ポイント J30 High = 障害 zSFP1 J287 上側
Low = 正常動作
SFP1_TX_DISABLE ジャンパー J32 OFF =SFP 無効
ON = SFP 有効
SFP1_MOD_DETECT テスト ポイント J277 High = モジュールなし
Low = モジュールあり
SFP1_RS0 1 PU R1428/PD R1431 PU R182 = 全帯域幅受信 (RX)
PD R190 = 狭帯域幅受信 (RX)
SFP1_RS1 1 PU R1429/PD R1432 PU R185 = 全帯域幅受信 (RX)
PD R202 = 狭帯域幅受信 (RX)
SFP1_LOS テスト ポイント J278 High = レシーバー信号損失
Low = 正常動作
  1. RS0/RS1 PU/PD 抵抗は実装されていません。SFP/zSFP モジュールには、狭帯域幅モードを選択するプルダウン抵抗が内蔵されています。

拡張された SFP+ モジュールの詳細は、SNIA のウェブサイトの SFF-8431 仕様を参照してください。

zSFP コネクタの I2C インターフェイスは、TCA9548 I2C マルチプレクサー (U214) を介して I2C バスに接続されます (詳細は、PMC MIO[46:47] I2C0 バス および PMC MIO[44:45] I2C1 バス 参照)。

このセクションで説明した各機能と ACAP の接続の詳細は、VCK190 ボードの XDC ファイル (ザイリンクス デザイン制約) を参照してください。