プログラマブル SI5332 システム コントローラー クロック

VCK190 評価ボード ユーザー ガイド (UG1366)

Document ID
UG1366
Release Date
2021-01-07
Revision
1.0 日本語

[図 1、参照番号 43]

VCK190 ボードには、I2C プログラマブルな SI5332 低ジッター 6 差動出力クロック ジェネレーター (U142) があります。各出力クロック P/N ペアは、それぞれ独立した Vout ピンを備えています。6 本の出力クロックのうち 2 本は、VCK190 上で使用されます。

OUT0 は、33.333MHz 1.8V シングルエンド LVCMOS クロック SYSCTLR_PS_REF_CLK で、XCZU4EG システム コントローラー (U125) コンフィギュレーション バンク 503 のピン R16 に接続されています。

OUT1 は、125.000MHz 3.3V 差動 LVDS クロックです。SYSCTLR_GTR_CLK0_SGMII_P および SYSCTLR_GTR_CLK0_SGMII_N クロック信号は、直列キャパシタを介してそれぞれ XCZU4EG (U125) GTR バンク 505 の MGTREFCLK0 ピン F23 および F24 に接続されています。

電源投入時の OUT0 および OUT1 のデフォルト出力周波数は上記の値です。出力周波数は、ユーザー アプリケーションまたはシステム コントローラーから I2C バスインターフェイスを介して 0MHz ~ 333.333MHz の範囲で変更できます。VCK190 ボードの電源を切って入れ直すと、OUT0 と OUT1 の周波数はデフォルト値に戻ります。

  • プログラマブル クロック ジェネレーター: Silicon Labs Si5332FD10259-GM1 (0MHz ~ 333.333MHz)
  • 出力
    • OUT0: 33.3333...MHz [33 + 1/3MHz] LVCMOS シングル (+) 1.8V 50Ω [100/3MHz]
    • OUT1: 125MHz LVDS 低速 3.3V
    • OUT2: 26MHz LVDS 低速 3.3V
    • OUT3: 未使用
    • OUT4: 未使用
    • OUT5: 未使用
  • I2C のアドレス 0x6A