AMD Vivado™ IDE では、デザインの I/O ポートおよびクロック ロジックをインタラクティブに確認、表示、割り当て、および検証できます。この環境では、I/O を割り当てたときにそれが正しいかどうかが検証されます。外部パッケージ ピンと内部ダイ パッドの関係も表示されます。
デバイス内のデータフローを表示でき、外部および内部の視点から I/O を適切にプランニングできます。Vivado IDE で I/O を割り当ておよび設定すると、インプリメンテーション用に制約が自動的に作成されます。
AMD は、有効な XPHY ロジック リソースを最大限に活用するために、次の順序で高速インターフェイスの I/O プランニングを実行することを推奨しています。
- NoC 経由の統合 DDR メモリ コントローラー
- ソフト メモリ コントローラー
- Advanced I/O wizard
- I/O ロジック
同様に、AMD では、Vivado IP インテグレーターですべての GT ブロックの使用を同時にプランニングし、Aurora、イーサネット、JESD などの複数のソフト IP 間で GT クワッドを最適に共有することをお勧めします。MRMAC、DCMAC などのハード IP または PCIe では、GT クワッドは共有しません。
Vivado Design Suite の I/O およびクロック プランニング機能の詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: I/O およびクロック プランニング』 (UG899) を参照してください。
推奨:
AMD Versal™
デバイスでは、特定のクロッキング規則に従うメモリおよびその他の高速 I/O インターフェイス用の AMD IP を使用できます。このため AMD では、基本的なロジックと AMD IP を含むネットリスト ベースの I/O プランニングを使用して、DRC を実行することをお勧めします。