AMDおよびサードパーティ ベンダーの IP は、通信およびネットワーク、ビデオおよび画像処理、オートモーティブおよびインダストリアルなど、用途に基づくカテゴリに分類されています。このカテゴリを使用して、該当する分野で使用可能な IP を探すことができます。
IP カタログの IP のほとんどは無償ですが、有償でライセンスが必要なものもあります。IP を購入する必要があるかどうか、およびライセンスのステータスは、IP カタログに表示されます。IP カタログから IP を選択する際は、デザイン要件および IP が提供する機能に基づいて、次の事項を考慮してください。
- この IP に必要なシリコン リソース (該当する IP の製品ガイドを参照)
- 考慮しているデバイスおよびスピード グレードでこの IP がサポートされているかどうか (選択した IP によって指定するスピード グレードが異なる)、サポートされる場合、達成可能な最大スループットおよび Fmax はどれくらいか。
- デザインがボード上のコンパニオン チップと通信するために必要な外部インターフェイス規格
- イーサネット、 PCIe® インターフェイスなどの業界標準インターフェイス。
- メモリ インターフェイス: サイズおよびパフォーマンスを含むメモリ インターフェイスの数。
- Aurora などのAMDのインターフェイス。注記: 独自のカスタム インターフェイスを設計することもできます。
- IP でサポートされるオンチップ バス プロトコル
- 残りのデザインとの通信に必要なオンチップ バス プロトコル。例:
- AXI4
- AXI4-Lite
- AXI4-Stream
- 複数のプロトコルを使用する場合は、IP カタログからのインフラストラクチャ IP を使用して、ブリッジ IP コアを選択することが必要となる可能性があります。次に例を示します。
- AXI-AHB ブリッジ
- AXI SmartConnect
- DMA/Bridge Subsystem for PCIe