config_implementation
コマンドを使用することでインクリメンタル フローを設定できます。このコマンドのデフォルト値と現在の値を表示するには report_config_implementation
コマンドを使用します。これらの値をアップデートするには、config_implementation
コマンドを使用します。次に例を示します。
report_config_implementation
config_implementation { {incr.ignore_user_clock_uncertainty true} }
注記: 上記と同様にキー値のペアを外側のかっこで囲んでグループ化することで、一度に複数のエレメントをアップデートできます。
次を設定できます。
- 自動インクリメンタル フローのセル一致、ネット一致、および WNS の最小しきい値。
- 自動インクリメンタル フローの基準が満たされていない場合の合成およびインプリメンテーションの両方の動作。このチェックは、合成 run の最初と、インプリメンテーションの
read_checkpoint -incremental
で実行されます。Terminate
を設定するとフローが停止し、SwitchToDefaultFlow
を設定するとインクリメンタル フローは終了しますが、デフォルトのフロー設定で継続します。 - 配置プログラムを厳しく制約し、より近い配置を強制するために使用されるユーザー クロックのばらつき制約を無視するかどうか。