『Vitis 統合ソフトウェア プラットフォーム資料: アプリケーション アクセラレーション開発』 (UG1393) のこのセクションに説明されているように、Vitis カーネルには次のタイプがあります。
- ソフトウェアで制御可能なカーネル
- ソフトウェアで制御可能なカーネルは、プログラマブル レジスタ インターフェイスをオープンにして、ホスト ソフトウェア アプリケーションがレジスタの読み出しと書き込みを介してカーネルと対話できるようにします。これらは最も一般的で広く適用されるカーネルのタイプです。ソフトウェア制御可能なカーネルには、ユーザー管理と XRT 管理の 2 種類があります。ユーザー管理カーネルでは、インターフェイス要件が XRT 管理カーネルよりも少なく、RTL コードまたは Vivado IP ブロックから PL カーネルを作成する場合に一般的に選択されます。
- ソフトウェアで制御されていないカーネル
- これらのカーネルはデバイスに存在しますが、ソフトウェア アプリケーションからは認識されず、直接アクセスすることもできません。これらのカーネルにはプログラマブル レジスタ インターフェイスはありません。カーネルには少なくとも 1 つの AXI4-Stream インタフェースが必要です。カーネルは、これらのストリーミング インターフェイスを介してシステムの残りの部分と同期します。