XPIO クロック領域の 24 個の BUFGCE/MBUFGCE バッファーは、それぞれ特定のクロック配線トラックのみを駆動できますが、BUFGCTRL/MBUFGCTRL および BUFGCE_DIV/MBUFGCE_DIV 出力は MUX 構造を介して 24 本のトラックのどれでも使用できます。各 BUFGCE_DIV/MBUFGCE_DIV は特定の BUFGCE サイトと入力接続を共有し、各 BUFGCTRL/MBUFGCTRL は 2 つの特定の BUFGCE サイトと入力接続を共有します。このため、クロック領域で BUFGCE_DIV/MBUFGCE_DIV または BUFGCTRL/MBUFGCTRL バッファーを使用する場合、BUFGCE/MBUFGCE バッファーの使用が制限されます。次の図に、クロック領域の下部にある 6 つの BUFGCE サイトを示します。これらは、XPIO クロック領域内サイトで 4 回複製されます。
注記: グローバル クロック ネットは、クロックが使用するすべての垂直方向配線、水平方向配線、および分配リソースに対して、デバイス内の特定のトラック ID に割り当てられます。クロックは、クロックが別のクロック バッファーを介さない限り、トラック ID を変更できません。
図 1. BUFGCE、BUFGCE_DIV、BUFGCTRL の共有入力と MUX を介した出力
注記: X6Y# で示される BUFG* サイトは、XPIO CLOCK_REGION X6Y0 を示します。