AMD Vivado™ デバッグ コアを使用するには、デザインに AXI4 デバッグ ハブを含める必要があります。AXI4 デバッグ ハブは、CIPS の AXI-MM インターフェイスを AXI4-Stream インターフェイスに接続します。インターフェイスは Vivado デバッグ コアに接続し、次のタイプのコアが含まれます。
- AXI4-Stream Integrated Logic Analyzer (AXIS-ILA)
- AXI4-Stream Virtual Input/Output (AXIS-VIO)
- PCI Express® Link Debugger
デザインに Vivado デバッグ コアが含まれ、CIPS で 1 つ以上の PL リセットがイネーブルになっている場合、opt_design
の実行中に Vivado により AXI4 デバッグ ハブが自動的に挿入され、NoC を使用する CIPS に接続されます。AXI4 デバッグ ハブを手動でインスタンシエートして CIPS に接続することも可能ですが、その場合は自動挿入は実行されません。
次の表に、opt_design
の実行中に AXI4 デバッグ ハブが自動挿入されるさまざまなシナリオを示します。
合成済みネットリストの内容 | AXI4 デバッグ ハブ挿入動作 |
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1 つ以上の PL リセットがイネーブルの CIPS。AXI4 デバッグ ハブなし。 |
opt_design の実行中に AXI4 デバッグ ハブが挿入され、NoC インスタンスを使用する CIPS に接続されます。 |
AXI4 デバッグ ハブを 1 つ含む CIPS |
AXI4 デバッグ ハブに手動で接続されていないデバッグ コアは、opt_design の実行中に既存のデバッグ ハブに接続されます。 |
複数の AXI4 デバッグ ハブ含む CIPS |
次のいずれか以外の場合、自動接続は実行されません。
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