ソフト SLR フロアプラン制約またはハード SLR フロアプラン制約を使用する場合、あるいはフロアプラン制約を使用しない場合のいずれでも、異なる SLR に配置されているデザインの主な部分間のタイミングを満たすために必要なパイプライン段数は、次のものによって異なります。
- ターゲット周波数
- デバイスのフロアプラン
- デバイスのスピード グレード
自動パイプライン機能を使用して、配置アルゴリズムで必要な段数と最適な場所が判断されるようにすると、SLR の境界をまたぐ部分のタイミング クロージャを達成するのに有益です。
自動パイプラインをイネーブルにするには、RTL でバスおよびハンドシェイク ロジックに AUTOPIPELINING_* 属性を設定しますが、追加されるレイテンシによりデザインの機能に悪影響が出ないことを確認してください。または、AMD AXI Register Slice Memory Mapped または Streaming IP を SLR をまたぐパスに設定して使用します。