コマンドを複数回実行すると、最適な結果を得るのに有益である場合があります。たとえば、phys_opt_design
をまず force_replication_on_nets
オプションを使用して実行し、配線中に WNS に影響すると思われるクリティカル ネットの一部を最適化すると有益な場合があります。
その後、phys_opt_design
を -directive オプションで指示子を指定して実行し、デザインの全体的な WNS を向上します。
非プロジェクト モードでは、次のコマンドを使用します。
phys_opt_design -force_replication_on_nets [get_nets -hier *phy_reset*]
phys_opt_design -directive <directive name>
プロジェクト モードでは、phys_opt_design
オプションを使用して実行する phys_opt_design
の Tcl プリスクリプトの一部として最初の -directive
コマンドを実行します。