機能検証では、AI エンジンのグラフの機能的な整合性をチェックします 。これには、ATG/AXI DMA/MCDMA/S2MM-MM2S HLS ベースのカーネルを使用するなどして、DDR メモリから AI エンジンにテスト データを直接送信することにより、前述の検証方法を使用します。これが、AI エンジン内のグラフの機能をテストする最もシンプルな方法です。
AI エンジンをプログラムし、グラフを開始して、データフローを制御するには、デザインが Vitis に準拠している必要があります。詳細は、 『Versal アダプティブ SoC デザイン ガイド』 (UG1273) を参照してください。Vitis インストール ツールに含まれている Vitis プラットフォームを使用して、それをベースに検証デザインをビルドできます。さらに、AI エンジンを有効にするのにソフトウェア ホスト アプリケーションは必要ありませんが、 『AI エンジン ツールおよびフロー ユーザー ガイド』 (UG1076) に説明されているように、AI エンジン ツールのすべての機能を活用するには、ベアメタル ベースのホスト アプリケーションが必要です。