platforminfo
コマンド ライン ユーティリティは、インターフェイス、クロック、有効な SLR と割り当てられたリソース、および構造化されたフォーマットのメモリなどのプラットフォームのメタデータをレポートします。この情報は、たとえばカーネルを SLR またはメモリ リソース割り当てる際に参照できます。
platforminfo
に使用可能なコマンド オプションは次のとおりです。
オプション | 説明 |
---|---|
-f [ --force
]
|
既存の出力ファイルを上書きします。 |
-h [ --help
]
|
ヘルプ メッセージを表示します。 |
-k [ --keys
]
|
指定したプラットフォームのキーを取得します。JSON パスのリストが返されます。 |
-l [ --list
]
|
プラットフォームをリストします。.xpfm ファイルを見つけるのに、まずユーザー リポジトリ パスの $PLATFORM_REPO_PATHS を検索し、その後インストール ディレクトリを検索します。 |
-e [ --extended
]
|
拡張情報を含むプラットフォームをリストします。--list と共に使用してください。 |
-d [ --hw ]
<arg>
|
操作するプラットフォームの定義 (*.dsa) を指定します。値はフル パスで、ファイル名と .dsa 拡張子を含む必要があります。 |
-s [ --sw ]
<arg>
|
操作を実行するソフトウェア プラットフォームの定義 (*.spfm) を指定します。値はフル パスで、ファイル名と .spfm 拡張子を含む必要があります。 |
-p [ --platform ]
<arg>
|
操作を実行する AMD プラットフォーム定義 (*.xpfm) を指定します。--platform の値はフル パスで、次の Example 1 に示すように、ファイル名と .xpfm 拡張子を含む必要があります。パスなしでファイル名と .xpfm 拡張子を指定した場合は、現在作業中のディレクトリのみが検索されます。プラットフォームのベース名だけを指定することもできます。Example 2 のように値をベース名にすると、該当する .xpfm ファイルを見つけるのに、まず $PLATFORM_REPO_PATHS が検索され、その後インストール ディレクトリが検索されます。
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-o [ --output ]
<arg>
|
結果を書き込む出力ファイルを指定します。デフォルトでは、出力はターミナル (stdout) に表示されます。 |
-j [ --json ]
<arg>
|
生成する出力の JSON フォーマットを指定します。値を指定しない場合、platforminfo ユーティリティはプラットフォーム全体を JSON フォーマットで表示します。このオプションには、-k オプションで返される JSON パスを指定する引数を使用することもできます。JSON パスは、有効であれば、JSON サブツリー、リスト、または値をフェッチするために使用されます。
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-v [ --verbose
]
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詳細な情報を出力します。デフォルトでは、指定したプラットフォームの最も重要な特性を含め、人間に解読可能なレポートが生成されます。 |
注記:
--help
または --list
オプションを使用する場合を除き、プラットフォームは必ず指定する必要があります。プラットフォームは、--platform
オプションを使用するか、--hw
または --sw
のいずれかを使用して指定できます。または、単にプラットフォーム名を挿入するか、コマンド ラインにフル パスを指定することもできます。生成されたレポートを理解するには、次のコマンドを使用して生成された要約された出力ログを確認します。このレポートは、理解しやすいようにセクションに分割されています。
platforminfo -p $PLATFORM_REPO_PATHS/xilinx_u200_gen3x16_xdma_2_202110_1.xpfm
ヒント: エンベデッド プロセッサ プラットフォームの例は、xilinx_zcu104_base_202010_1 の platforminfo を参照してください。