Vitis アプリケーション アクセラレーション開発フローをサポートするため、エンベデッド プラットフォームには、Linux カーネル、ザイリンクス ランタイムを備えた rootfs
、およびホスト アプリケーションをクロス コンパイルするための sysroot
が必要です。
プラットフォームをインストールするには、ZIP ファイルをダウンロードして /opt/xilinx/platforms に抽出するか、別のディレクトリに抽出してから、そのディレクトリを PLATFORM_REPO_PATHS
環境変数に追加します。
独自のプラットフォーム ソフトウェアをビルドすることも、プリビルドのソフトウェア共通イメージを使用することもできます。プリビルドの共通イメージをダウンロードするには、ダウンロード ページで Common images for Embedded Vitis platforms ブロックを探し、プラットフォーム アーキテクチャの共通イメージをダウンロードして抽出します。
sdk.sh を実行すると、sysroot
が解凍されてインストールされます。-d
オプションでは、sysroot
をインストールする場所を選択できます。このパッケージには、コンパイル済みのカーネル イメージと rootfs
も含まれます。
sysroot
をコマンド ライン プロジェクトの makefile に追加しなかった場合は、Vitis IDE でアプリケーション プロジェクトに追加するかどうか尋ねられます。たとえば、makefile で <SYSROOT>
を sdk.sh を実行したときに生成される /<install_path>/cortexa72-cortexa53-xilinx-linux に設定します。