プラットフォームの命名規則 - 2023.2 日本語

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: アプリケーション アクセラレーション開発 (UG1393)

Document ID
UG1393
Release Date
2023-12-13
Version
2023.2 日本語

プラットフォーム名は、Vitis でアクセラレーション アプリケーションを作成する際、または Vitis コンパイラ (v++) を使用する際にターゲット プラットフォームで使用されます。ビルド済みプラットフォーム イメージでも、同じファイル名およびディレクトリ名が使用されます。

ビルド済み Vitis エンベデッド プラットフォームでは、次の命名規則が使用されます。
<Vendor>_<Board>_<Feature>_<Vitis Tool Version>_<Release_Version>

説明:

<Vendor>
ボードベンダー。AMDのビルド済みプラットフォームには、xilinx を使用します。
<Feature>
このプラットフォームの特別な機能。次に例を示します。
  • base: アクセラレーション アプリケーションで使用できるよう、すべての可能なリソースが接続されていることを示します。
  • DFX: AMD Dynamic Function eXchange をサポートすることを示します。
<Vitis Tool Version>
プラットフォームが設計される Vitis 開発プラットフォームのバージョン。ビルド済みプラットフォームが作成される AMD Vivado™ Design Suite ツールのバージョンも示します。
<Release_Version>
プラットフォームのリリース バージョン。最初のバージョンは 1 です。

たとえば、次のプラットフォーム名は命名規則に従っています。

  • xilinx_vck190_base_202310_1
  • xilinx_vck190_base_dfx_202310_1
  • xilinx_zcu104_base_202310_1
  • xilinx_zcu102_base_202310_1
  • xilinx_zcu102_base_dfx_202310_1
注記: プラットフォーム ソース コードでは、Git ブランチのバージョンが使用されます。ディレクトリ名は <Board>_<Feature> となります (例: zcu102_base)。https://github.com/Xilinx/Vitis_Embedded_Platform_Source のソースから生成されたプラットフォームの名前は、xilinx_zcu102_base_202020_1 となります。