次の出力例に示すように、使用可能な DDR および PLRAM メモリ接続が SLR 別にレポートされます。
Type: ddr4
Bus SP Tag: DDR
Segment Index: 0
Consumption: automatic
SP Tag: bank0
SLR: SLR0
Max Masters: 15
Segment Index: 1
Consumption: default
SP Tag: bank1
SLR: SLR1
Max Masters: 15
Segment Index: 2
Consumption: automatic
SP Tag: bank2
SLR: SLR1
Max Masters: 15
Segment Index: 3
Consumption: automatic
SP Tag: bank3
SLR: SLR2
Max Masters: 15
Bus SP Tag: PLRAM
Segment Index: 0
Consumption: explicit
SLR: SLR0
Max Masters: 15
Segment Index: 1
Consumption: explicit
SLR: SLR1
Max Masters: 15
Segment Index: 2
Consumption: explicit
SLR: SLR2
Max Masters: 15
Bus SP Tag
ヘディングは、DDR または PLRAM になり、次のように関連する情報が含まれます。
Segment Index
フィールドは、次のように SP Tag
と共に使用され、関連するメモリ リソース インデックスを生成します。
Bus SP Tag[Segment Index]
たとえば、Segment Index
が 0 の場合、関連する DDR リソース インデックスは DDR[0] になります。
このメモリ インデックスは、v++
コマンドでメモリ リソースを使用する際に次のように使用されます。
v++ … --connectivity.sp vadd.m_axi_gmem:DDR[3]
複数の Segment Index
が 1 つの SLR に関連付けられることもあります。たとえば、上記の出力の場合、SLR1 に Segment Index
1 および 2 の両方が含まれます。
Consumption
フィールドは、デザインをビルドする際のメモリ リソースの使用方法を示します。
- デフォルト
-
--connectivity.sp
指示子を指定しない場合、デフォルトでv++
ビルド中にこのメモリ リソースが使用されます。たとえば、次のレポート例の場合、Segment Index
1 の付いた DDR がデフォルトで使用されます。
- automatic
-
Consumption: default
が完全に適用された状態で最大数のメモリ インターフェイスが使用される場合は、automatic
のインターフェイスが使用されます。メモリ リソースごとのインターフェイスの最大数は Max Masters フィールドに表示されます。
- explicit
- PLRAM の場合、[Consumption] が
explicit
に設定され、このメモリ リソースがv++
コマンド ラインで明示的に指定された場合にのみ使用されることを示します。