次の表に、移行の際に動作またはフローに影響するこのリリースと以前のリリースとの違いを示します。
エリア | ビヘイビアー |
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Vitis IDE |
従来の Vitis IDE に関する情報を参照するには、2023.1 またはそれ以前のバージョンの資料を参照してください。 |
v++ |
--freqhz コマンドが導入され、ほかのほとんどのクロック管理コマンドに置き換わっています。「クロック周波数の管理」で説明するように、AI エンジン コンポーネント、HLS コンポーネント、およびシステム プロジェクトの v++ --link コマンドのクロックを指定するには、--freqhz を使用します。 |
Vitis HLS |
xparameters.h には |
Vitis HLS |
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Vitis HLS |
元の
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Vitis HLS |
2023.2 リリースでは、スケジューラで使用されるタイミング モデルが変更され、HLS コンパイラのタイミング予測が Vivado Design Suite とより近い値で一致するようになりました。このため、遅延モデルの見積もり部分が不必要に悪くなる可能性があります。主な変更点は、AXI4-Stream インターフェイスの遅延、パイプライン制御のための複雑なイネーブル条件の使用などです。これらの変更の結果、このリリース以前にパスしていたデザインで、レイテンシと II の両方が変化するはずです。 デザインが以前 HLS や Vivado でタイミングを満たしていた場合は、プラグマやデ指示子でこのような制約を追加すること、元の II とレイテンシを復元できます。 |
Vitis HLS | アサートがサポートされるようになりました。 |
Vitis エンベデッド ソフトウェア開発 | SDT (システム デバイス ツリー) は、Vitis Unified フローの新しいコンセプトです。従来の Vitis フローでは、プラットフォーム作成のためのプロセッサの抽出や BSP 作成のための IP の抽出など、Vitis ツールが必要とする「アドホック」な方法で、HSI API を使用して XSA から HW メタデータを直接抽出していました。Vitis Unified フローでは、SDT はプラットフォームの生成時に生成されます。これは、Lopper フレームワークを介して Vitis にハードウェア メタデータを提供するために使用されています。 |
Lopper は Python ベースのフレームワークで、システム デバイス ツリーからシステム メタデータを抽出するために使用されます。Lopper Framework API が Vitis を介して公開されることはありません。その代わりに、プラットフォーム コンポーネントの作成などの Vitis Python API が、基礎となる Lopper Framework API を使用します。Lopper フレームワークは、xparameters.h とドライバー初期化ファイルの生成にも使用されます。 MLD/MDD MSS ファイルセットが削除され、YAML ファイル セットと CMake ファイルセットに置き換わっています。 xparameters.h はまだ Lopper Framework によって生成されますが、DEVICE_ID 定義は含まれません。その代わりに BASEADDR 定義が使用されるようになりました。AMD ドライバーおよびライブラリはこの変更に対応していますが、レガシ コードを使用している場合は、この変更に注意してください。 |