Vitis Unified IDE では、HLS コンポーネントの階層構造は <workspace>/<component>/<component>/hls/ のようになっています。 Vitis Component Explorer で HLS コンポーネントを選択し、右クリック メニューから Open In Terminal を選択すると、コン ポーネント フォルダーの中身を確認できます。
C シミュレーションが終了すると、<component>/hls フォルダー内に csim
フォルダーが作成されます。このフォルダーには、次のものが含まれます。
-
csim/build: C シミュレーションに関連するすべてのファイルが含まれます。
- テストベンチで読み込まれるすべてのファイルがこのフォルダーにコピーされます。
- このファイルに C 実行ファイルの
csim.exe
が作成され、実行されます。 - テストベンチにより出力されるすべてのファイルがこのフォルダーに作成されます。
- csim/obj: コンパイル済みソース コードのオブジェクト ファイル (.o) およびソース コード ビルドの make 依存ファイル (.d) が含まれます。
- csim/report: C シミュレーションのビルドおよび実行のログ ファイルが含まれます。