次のコードは、配列が static
または const
修飾子で指定されていなくても、Vitis HLS で ROM がインプリメントされる例を示しています。これは、Vitis HLS でどのようにデザインが解析され、最適なインプリメンテーションが決定されるかを示しています。修飾子はツールをガイドするためのもので、最終的な RTL はこれによって決定はされません。
#include "array_ROM.h"
dout_t array_ROM(din1_t inval, din2_t idx)
{
din1_t lookup_table[256];
dint_t i;
for (i = 0; i < 256; i++) {
lookup_table[i] = 256 * (i - 128);
}
return (dout_t)inval * (dout_t)lookup_table[idx];
}
この例の場合、lookup_table
変数が最終 RTL でメモリ エレメントになるのが最適なインプリメンテーションであると判断されます。