config_storage - 2023.2 日本語

Vitis 高位合成ユーザー ガイド (UG1399)

Document ID
UG1399
Release Date
2023-12-18
Version
2023.2 日本語

説明

FIFO ストレージ エレメントの Vitis HLS マイクロアーキテクチャ バインディングのグローバル デフォルト オプションをメモリ リソースに設定します。

FIFO ストレージ用の config_storage で定義されたデフォルト設定は、特定のデザイン エレメントに BIND_STORAGE プラグマまたは指示子を指定するか、インターフェイス上のオブジェクトの INTERFACE プラグマまたは指示子に storage_type オプションを指定することにより変更にできます。

構文

config_storage [OPTIONS] <type>
<type>
fifo タイプを設定します。

オプション

-auto_srl_max_bits <value>
自動 SRL インプリメンテーション (-impl autosrl) の最大合計 SRL ビット数 (深さ * 幅) を指定します。デフォルトは 1024 です。
-auto_srl_max_depth <value>
自動 SRL インプリメンテーション (-impl autosrl) の最大 SRL 深さを指定します。デフォルトは 2 です。
-impl [auto | bram | lutram | uram | memory | srl]
指定したストレージ タイプをインプリメントするデバイス リソースを定義します。

次の例は、fifo のデフォルト バインディングを設定します。

config_storage fifo -impl uram