デザインの自動再起動の使用 - 2023.2 日本語

デザインの自動再起動は、ソフトウェア アプリケーションが一度起動した後も継続して実行できます。また、リセットして再起動するまで続けて実行できるほか、ソフトウェア アプリケーションが明示的に複数回呼び出す (カウントありの自動再起動と呼ばれる) ことなく、事前に定義した回数のイテレーションを実行するようにプログラムすることもできます。この機能は、running 変数がソフトウェア アプリケーションによって制御されるソフトウェア コードの while(running) ループに類似しています。

デザインの制御はハードウェアで管理されるため、ソフトウェア アプリケーションによってブロックが起動されると、イテレーション カウントを超えるか、ホスト コードによって明示的に停止されるまで、自動的に再起動されます。さらに、アプリケーションはデザインのステータスをクエリして特定のレジスタ ステートをチェックしたり、次の機会に使用する新しいパラメーターを提供したりできます。

デザインの自動再起動には、いくつかの独自の機能が使用されます。

1. 制御レジスタの自動再起動ビット: デザインを継続的に再起動するか、指定した回数再起動します。各実行に対してソフトウェアが明示的に呼び出されることはありません。
2. ザイリンクス ランタイム (XRT) のメールボックス: ソフトウェア アプリケーションがデザインと同期して新しい動作パラメーターを設定したり、現在の実行のステータスを確認したりできるようにするための機能です。詳細は、メールボックスの使用 を参照してください。
3. software_reset: ソフトウェア アプリケーションデザインをリセットして、停止するための機能です。