指示子または set_directive_*
コマンドを Tcl コマンドとして指定し、特定のソリューションやソリューションのセットに関連付けることがで、同じコードをさまざまなソリューションで合成できます。これにより、元のコードを保持したままデザインの what-if 解析を実行できます。
指示子は、インタラクティブ モード (vitis_hls -i
) で実行するか、-f
オプションを使用してスクリプトとして実行できます (vitis、v++、および vitis-run コマンド を参照)。
プラグマは、Tcl スクリプトとしてではなく、ソース コードに適用可能な指示子なので、コードのすべてのインプリメンテーションの合成結果が変わります。各 set_directive
コマンドに対応する HLS プラグマがあるので、AMD Vitis™ HLS プロジェクトでどのように使用するかを選択できます。各プラグマの詳細は、HLS プラグマ を参照してください。
プラグマおよび指示子の追加 に示すように、指示子およびプラグマは Vitis HLS IDE からも指定でき、ソース コードの特定の要素に割り当てることができます。
ヒント: IDE でこれらのコマンドを実行すると、Tcl コマンドがプロジェクトのスクリプトに追加され、solution/constraints/script.tcl に記述されます。