videotestsrc
エレメントは、オープンソースのアップストリームされた GStreamer プラグインです。これを使用して、さまざまなフォーマットのテスト ビデオ データを生成できます。生成されるビデオ テスト データは、pattern
プロパティを使用して制御できます。
デフォルトでは、videotestsrc
はデータを無限に生成しますが、num-buffers プロパティに 0 以外の値を指定すると、その数のビデオ フレームを生成した後に EOS を送信します。
エンコード機能をテストするには、次のパイプラインを使用します。
gst-launch-1.0 videotestsrc \
! video/x-raw,format=NV12,width=1920, \
height=1080,framerate=60/1 \
! videoconvert \
! omxh265enc prefetch-buffer=true \
! fakesink
注記:
videotestsrc
はゼロ コピーをサポートしていません。このパイプラインの主な目的は、エンコーダー機能を検証することにあります。上記の例で、ソース デバイスは解像度 1080p 60fps のビデオ パターンを生成します。ビデオ ストリームのカラー フォーマットは NV12 です。
ディスプレイ機能をテストするには、次のパイプラインを使用します。
gst-launch-1.0 videotestsrc \
! video/x-raw,format=NV12,width=1920,\
height=1080,framerate=60/1 \
! videoconvert \
! fpsdisplaysink \
video-sink="kmssink bus-id=a00c0000.v_mix" \
text-overlay=false sync=false -v
詳細は、 『H.264/H.265 Video Codec Unit LogiCORE IP 製品ガイド』 (PG252) を参照してください。