AIE Graph - 2022.2 日本語

Vitis Model Composer ユーザー ガイド (UG1483)

Document ID
UG1483
Release Date
2023-01-13
Version
2022.2 日本語
このブロックは、AI エンジン グラフをインポートするために使用します。

ライブラリ

AI Engine/User-Defined Functions

説明

AIE Graph ブロックを使用すると、C++ で記述されたデータフロー グラフ仕様で構成されている AI エンジン プログラムをインポートできます。

パラメーター

Graph file
グラフ インポートの実行にヘッダー ファイル (*.h) を使用するかソース ファイル (*.cpp) を使用するかを指定します。デフォルトでは、ヘッダー ファイルが選択されます。
Graph Header file(*.h)
必須の文字列で、アプリケーション グラフ クラスが定義され、適応型データフロー (ADF) ヘッダー (adf.h) およびカーネル関数のプロトタイプが含まれているファイル (.h) を指定します。このパラメーターは、Graph fileHeader file (*.h) オプションを選択した場合にのみ表示されます。
Graph Source file (*.cpp)
必須の文字列で、ADF データフロー グラフをインスタンシエートするファイル (.cpp) を指定します。このファイルには、データフロー グラフを初期化して実行する main() 関数が含まれます。このパラメーターは、Graph fileSource file (*.cpp) オプションを選択した場合にのみ使用できます。
Graph class
必須の文字列で、グラフ クラスの名前を指定します。このパラメーターは、Graph fileHeader file (*.h) オプションを選択した場合にのみ表示されます。
Graph search paths
シミュレーションに含めるヘッダー ファイル、カーネル、およびインクルード ファイルの検索パスを指定する文字列のベクター。adf.h が定義されている検索パス $XILINX_VITIS/adf/include はデフォルトで含まれているので、指定する必要はありません。
Preprocessor options
オプションのパラメーターで、ダウンストリームのコンパイルを特定のプリプロセッサ オプションを使用して実行する場合にプリプロセッサ引数を指定します。使用可能な形式は -D<name> および -D<name>=<definition> で、複数指定できます。引数は -D で開始する必要があり、<definition> が指定されていない場合は 1 と想定されます。