この例では、MCode ブロックにパラメーターを渡す機能を使用して、MCode ブロックでオプションの入力ポートを使用するかどうかを指定する方法を示します。
次の M コードは、xl_m_addsub.m に含まれる M 関数 xl_m_addsub
を定義します。
function s = xl_m_addsub(a, b, sub)
if sub
s = a - b;
else
s = a + b;
end
次の図に、M 関数 xl_m_addsub
を使用する 2 つの MCode ブロックを含むサブシステムを示します。
図 1. M 関数を使用する 2 つの MCode ブロック
次に、add の設定を示します。
図 2. add ブロックのパラメーター ダイアログ ボックス
この設定により、add
ブロックは入力ポート a
と b
を持ち、全精度加算が実行されます。addsub
という MCode ブロックの入力パラメーター sub
には、範囲は設定されていません。そのため、addsub
ブロックは入力ポート a
、b
、および sub
を持ち、入力ポート sub
の値によって全精度加算または減算を実行します。