システム設計プランニング手法では、ターゲット アプリケーションに基づいたすべてのシステム要件を理解することが重要です。つまり、適切な機能 (DDR メモリ コントローラー IP や AI エンジンの数など) を搭載した最適な AMD Versal™ デバイスを見極める必要があります。また、消費電力や熱に関する要件も考慮する必要があります。最適なデバイスを選択した後、デバイス上でターゲット アプリケーションのハードウェア/ソフトウェアの協調設計、システムの検証、立ち上げおよびデバッグを実行します。
AMD Versal™ アダプティブ SoC に用意された幅広い種類の演算エレメントを最大限に活用し、最も効率的なインプリメンテーション フローを使用するには、次のシステム設計手法フローを使用することを AMD は推奨しています。
- アプリケーション マッピング
- アプリケーションとアルゴリズムをデバイスにマップする。
- 性能のモデリングとシミュレーション
- NoC のトラフィックやデータフロー モデリングをキャプチャする。システム シミュレーションを実行し、パフォーマンス モニターから統計情報を収集して分析する。
重要: 安全およびセキュリティの要件をあらかじめ分析しておく必要があります (隔離の必要性、セキュア ブートなど)。詳細は、
『Versal アダプティブ SoC テクニカル リファレンス マニュアル』 (AM011) を参照してください。セキュリティ機能の詳細は、AMD のウェブサイトの
デザイン セキュリティ ラウンジ
(要登録) で
『Versal アダプティブ SoC セキュリティ マニュアル』 (UG1508) を参照してください。