Power Design Manager (PDM) ツール (japan.xilinx.com/power からダウンロード) には、Versal デバイスの NoC および DDR4 メモリ コントローラー (DDRMC) の消費電力見積もり用の専用ページがあります。
消費電力を正確に見積もるには、次のフローを使用することをお勧めします。
- 手動入力フロー
- このフローは、Vivado ツール デザインがまだない、または準備ができていない初期段階の消費電力見積もりに使用します。
- NoC データパスの設定を手動で入力して消費電力見積もりを取得します。
- デザインでハード DDR を使用する場合は、DDRMC ウィザードを使用して DDR インターフェイスを作成します。
- Vivado ツール インポート/エクスポート フロー
- このフローは、Vivado ツールで NoC を IP として追加した IP インテグレーター デザインを作成した後に、より正確な NoC 消費電力見積もりを取得するために使用します。このフローでは、Vivado ツールで NoC の消費電力見積もりに必要なすべての情報を含む .xpe ファイルを生成します。
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Vivado IP インテグレーター デザインで
validate_bd_design
を実行すると、NoC 設定を含む NOC_Power.xpe ファイルが生成されます。 - NoC デザインの .xpe ファイルを生成したら、この .xpe ファイルを NoC_DDRMC ページにインポートします。
- PDM ツールで、IP インテグレーター ブロック デザインからの NoC ソリューションに基づいて、.xpe ファイルからの NoC および DDRMC データが使用されます。
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Vivado IP インテグレーター デザインで
注記: 詳細は、
『Power Design Manager ユーザー ガイド』 (UG1556) を参照してください。