T1 カードにはイメージがあらかじめプログラムされており、これにより Zynq® UltraScale+™ MPSoC ZU19 および Zynq UltraScale+ RFSoC ZU21 デバイスに接続された QSPI フラッシュ メモリをフラッシュ アプリケーション (flash_app) を使用してプログラムできます。
QSPI フラッシュまたはデバイスは、ADK コネクタを使用して JTAG を介してプログラムすることもできます。ザイリンクス ツールをコンピューターにインストールし、ADK コネクタを使用して T1 カードに接続する必要があります。ADK コネクタは T1 カードの一部ではないので、個別に入手する必要があります。次の図に、T1 カードの ADK リボン ケーブルの接続を示します。
図 1. ADK リボン ケーブルの接続
ADK リボン ケーブルを次の図に示すように接続します。
図 2. 接続された ADK リボン ケーブル (裏側)
設定を完了するには、リボン ケーブルを ADK カードに接続し、ADK カードをマイクロ USB ケーブルに接続して ザイリンクス ツールを実行できるコンピューターに接続します。次の図に、接続全体を示します。
図 3. ADK に接続された T1 カード
次の図に、サーバーに設置された T1 カードを示します。ADK ケーブルが接続され、マイクロ USB ケーブルがサーバーの背面から出ています。この設定では、USB をサーバー上で実行している外部ラップトップに接続できます。T1 カード上のデバイスをプログラムするザイリンクス ツールは、ラップトップまたはサーバーにインストールされているものを使用できます。
図 4. ADK が接続されたサーバーに設置された T1 カード