JTAG を使用したデバイスのプログラム

T2 テレコム アクセラレータ カード インストール ガイド (UG1527)

Document ID
UG1527
Release Date
2022-06-15
Revision
1.0 日本語

T2 カードにはイメージがあらかじめプログラムされており、Zynq UltraScale+ RFSoC ZU48 デバイスに接続された QSPI フラッシュ メモリをフラッシュ アプリケーション (flash_app) を使用してプログラムできます。

QSPI フラッシュまたはデバイスは、ADK コネクタを使用して JTAG を介してプログラムすることもできます。ザイリンクス ツールをコンピューターにインストールし、ADK コネクタを使用して T2 カードに接続する必要があります。ADK コネクタは T2 カードの一部ではないので、個別に入手する必要があります。次の図に、T2 カードの ADK リボン ケーブルの接続を示します。

図 1. ADK リボン ケーブルの接続

ADK リボン ケーブルを次の図に示すように接続します。

図 2. 接続された ADK リボン ケーブル (裏側)

設定を完了するには、リボン ケーブルを ADK カードに接続し、ADK カードをマイクロ USB ケーブルに接続して ザイリンクス ツールを実行できるコンピューターに接続します。次の図に、接続全体を示します。

図 3. ADK に接続された T2 カード

次の図に、サーバーに設置された T2 カードを示します。ADK ケーブルが接続され、マイクロ USB ケーブルがサーバーの背面から出ています。この設定では、USB をサーバー上で実行している外部ラップトップに接続できます。T2 カード上のデバイスをプログラムするザイリンクス ツールは、ラップトップまたはサーバーにインストールされているものを使用できます。

図 4. ADK が接続されたサーバーに設置された T2 カード