テスト手順

T2 テレコム アクセラレータ カード インストール ガイド (UG1527)

Document ID
UG1527
Release Date
2022-06-15
Revision
1.0 日本語
  1. カードの情報および設置 に示されている要件が満たされていることを確認します。
  2. 次のコマンドを使用して、H2C および C2H 用に内容の異なる 2 つのテキスト ファイルを作成します。
    echo "PS DDR Test" > dma_test_input.txt
    echo "XXXXXXXX" > dma_test_output.txt
  3. ルートで test.shinit を引数として指定して実行し、DMA 関連のドライバーを初期化します。
  4. test.sh スクリプトを mdt または rdt を引数として指定して実行し、Zynq UltraScale+ MPSoC または Zynq UltraScale+ RFSoC 用の QDMA テスト アプリケーションを起動します。
  5. xilinx-app プロンプトが表示されたら、テスト アプリケーション内で port_init 0 1 0 1024 4096 コマンドを使用してポートを初期化します。
  6. DMA を使用して、dma_to_device 0 1 <H2C text file> <PS/PL DDR address offset> <H2C text file size> 0 コマンドで H2C からデータを転送します。
  7. DMA 転送が正しく実行されたかどうかを確認します。次に、手順 2 のサンプル ファイルでの例を示します。
    dma_to_device 0 1 dma_test_input.txt 1073741824 13 0
    2 番目のテストは、手順 2 のファイルに基づくと、次のようになります。
    dma_to_device 0 1 dma_test_output.txt 1073741824 13 0
  8. DMA を使用して、dma_from_device 0 1 <C2H text file> <PS/PL DDR address offset> <C2H text file size> 0 コマンドで C2H からデータを転送します。
  9. DMA 転送が正しく実行されたかどうかを確認します。次の図に、このプロセスのすべての手順を示します。
  10. port_close 0 コマンドを使用してポートを閉じ、QDMA テスト アプリケーションを終了します (Ctrl + D を押す)。

    DDR テスト フローおよび結果を次の図に示します。