各 VCK5000 カードには、管理 BDF (バス:デバイス:機能) およびユーザー BDF が割り当てられます。1 つのカードでは、管理 BDF 値とユーザー BDF 値では、関数桁のみが異なります。
管理 BDF およびユーザー BDF の値を取得するには、次のコマンドを使用します。XRT がインストールされていることが必要です。
管理関数およびユーザー関数の詳細は、XRT 資料を参照してください。
管理 BDF
設置されているカードの管理 BDF 値を表示するには、次のコマンドを使用します。
sudo /opt/xilinx/xrt/bin/xbmgmt examine
設置されているカードの管理 BDF 値は、[Devices present] の下に角かっこで示されます。次の例では、デバイスは 1 つのみで、管理 BDF は 0000:02:00.0 です。
Devices present
[0000:02:00.0] : xilinx_vck5000-es3
ユーザー BDF
設置されているカードのユーザー BDF 値を表示するには、次のコマンドを使用します。
xbutil examine
設置されているカードのユーザー BDF 値は、[Devices present] の下に角かっこで示されます。次の例では、デバイスは 1 つのみで、ユーザー BDF は 0000:02:00.1 です。
Devices present
[0000:02:00.1] : xilinx_vck5000-es3
注記: ユーザー BDF は、シェルがカードのフラッシュ メモリに書き込まれた後にのみ存在します。工場出荷時のゴールデン イメージのカードには、管理 BDF のみが含まれます。