NOC-DDRMC ページの DDRMC ウィザードを使用すると、DDRMC を設定できます。ウィザードを使用して DDRMC を作成すると、必要な DDR I/O が I/O ページに入力されます。次の図に、DDRMC Configuration ウィザードを示します。
図 1.
PDM DDRMC の設定
DDRMC ウィザードには、次のようなパラメーターがあります。
- [DRAM Type]
- このパラメーターは、DRAM のタイプ (DIMM、RDIMM、LRDIMM) を示すために使われます。
- [Standard]
- ハード化された DDR メモリ コントローラーでは、DDR4、LPDDR4、および LPDDR4x 規格のみがサポートされます。
- [Channels]
- 使用される DDR チャネルの数。値の範囲は 1 ~ 2 です。
- [Data Rate]
- さまざまな規格に認められている最大データ レートは次のとおりです (デバイスのスピード グレードにもよる)。
- DDR4 - 3200 Mb/s
- LPDDR4 - 4266 Mb/s
- [Data Width]
- [Data Width] に指定できる値は、16、32、および 64 です。
- [ECC]
- このフィールドは、8 ビットのエラー訂正コードを示します。このフィールドは、Enabled または Disabled に設定できます。
- [Bandwidth (MBps)]
- 読み出しおよび書き込み帯域幅 (MBps - 毎秒メガバイト)。読み出しおよび書き込み帯域幅の合計 {Data Rate (Mb/s)*Data Width} は、合計帯域幅を超えることはできません。
- [Endpoints]
- DDRMC ウィザードでは、DDMC による NoC 接続をすばやく追加でき、PMC、PS、CPM、AI エンジン、PL などのエンドポイントを選択できます。該当する終点を選択すると、DDRMC ウィザードで入力された帯域幅がそれらの間で均等に分割されます。これは必要に応じて、NoC ページで調整できます。
データ パターンと I/O パターンでは、IP 設定 (異なるピンのトグル レート、外部終端、キャパシタンス) が自動的に設定されます。これらの値は、IO ページで更新され、対応する DDR 規格の I/O 消費電力が決定されます。