ap_ctrl
レジスタは、カーネルを制御し、そのステータスを報告します。ホストはこのレジスタを使用してカーネル プロセスを開始し、その終了に肯定応答 (ACK) を返します。ホストは ap_start
に 1 を書き込んだ後、ap_start
がディアサートされ (入力データが完全に処理される)、ap_done
がアサートされる (出力データが完全に生成される) まで待ちます。次の表に、制御レジスタ ビットの定義を示します。アドレスは 0x0
です。カーネルは、現在のワークロードを完了し、アイドル状態になってからのみ再開できます。
ビット | レジスタ | アドレス | タイプ | 説明 |
---|---|---|---|---|
0 | AP_START | 0x0 | W | カーネルがデータ処理を開始できるようになると、ホストによってアサートされます。ap_ready とのハンドシェイクにより、カーネルによってクリアされます。 |
1 | AP_DONE | R | 出力データの生成が完了すると、カーネルによってアサートされます。ホストが読み出すとクリアされます。 | |
2 | AP_IDLE | R | カーネルがアイドル時にアサートします (廃止予定、非推奨)。 | |
3 | AP_READY | R | 入力データの処理が完了すると、カーネルによってアサートされます。直ちに自己クリアします。 | |
6:4 | 予約 | 予約 | ||
7 | AUTO_RESTART | R/W | アサートされている場合、ap_start はカーネルによってアサートされたままとなります。ホストによる読み出し/書き込みアクセス。(使用しない) | |
31:8 | 予約 | 予約 |