メモリ IP コアを含まない MicroBlaze プロセッサを使用したデザインでは、Clocking Wizard IP をインスタンシエートして必要なクロックを生成できます。プラットフォーム ボード フローでは、接続を次のように設定できます。
-
MicroBlaze プロセッサをデザインでインスタンシエートした後に、Run Block Automation リンクをクリックします。これにより次の図に示すような MicroBlaze サブシステムが作成されます。
- 次の図に示すように、[Run Block Automation] ダイアログ ボックスの [Clock Connection] で New Clocking Wizard を選択して Clocking Wizard IP をインスタンシエートするようにし、OK をクリックします。
ブロック オートメーションを実行すると、Processor System Reset IP もインスタンシエートされ、デザインのさまざまなブロックに接続されます。
IP インテグレーター キャンバスは次の図のようになります。
-
Run Connection Automation をクリックして /clk_wiz_1/CLK_IN1_D を選択し、ボード定義に従ってオンボード クロックを Clocking Wizard IP の入力に接続します。 注記: Clocking Wizard をカスタマイズして、デザインに必要なさまざまなクロックを生成できます。
- [Run Connection Automation] ダイアログ ボックスの [Select Board Part Interface] で、ターゲット ボードに対応するボード インターフェイスを選択する場合は sys_diff_clock を選択し、異なる入力クロック ソースを Clocking Wizard IP に接続する場合は Custom を選択して、OK をクリックします。
- Clocking Wizard のリセット ピンには、ターゲット ボードの専用リセット インターフェイスまたはカスタム リセット入力ソースを選択します。
注記: 上記の手順 4 および 5 は、[Board] ウィンドウの [Clock Sources] フォルダーの下の [System Differential Clock] および [Reset] フォルダーの下の [FPGA Reset] をドラッグ アンド ドロップしても実行できます。 - Processor System Reset ブロックの
ext_reset_in
ピンには、上記の手順の Clocking Wizard に選択したのと同じリセット ソースまたはカスタム リセット ソースを選択します。選択して OK をクリックすると、IP インテグレーターのキャンバスは次の図のようになります。
注意:プラットフォーム ボード フローを使用しない場合、Clocking Wizard の locked 出力が Processor System Reset の dcm_locked 入力に接続されていることを確認してください。