[IP Manager] シートでは、IP Module ウィザードを使用して生成した IP モジュールの作成、表示、および削除が可能です。また、IP モジュールをエクスポートしてほかの XPE スプレッドシートにインポートできるようにしたり、ほかの XPE スプレッドシートから現在アクティブなスプレッドシートにインポートしたりもできます。
[IP Manager] シートに表示される各 IP モジュールは、AMD デバイスに次のいずれかをインプリメントするために使用したデバイス リソースです。
- 分散メモリ - Memory Generator ウィザード (分散メモリ用) の使用
- ブロック メモリ - Memory Generator ウィザード (ブロック メモリ用) の使用
- メモリ インターフェイス - Memory Interface Configuration ウィザードの使用
- トランシーバー インターフェイス - [Transceiver Configuration] ウィザードの使用
図 1. [IP Manager] シート (7 シリーズ デバイス)
IP Modules の表は、作成した各 IP モジュールの消費電力、および IP モジュールが入力されているリソース シートに関連する消費電力を示します。前の図の IP Modules の表に示すように、IP モジュールは複数のリソース シートに入力されていることがあります。たとえば、ブロック メモリ IP モジュールは、[Block RAM Power] シート (BRAM 列) および [Clock] シート (Clocking 列) の両方に存在する場合があります。
状況によっては、複数のリソースが IP Modules の表の一列に含まれます。たとえば、Clocking 列にはクロック ネットのほかに、PLL や MMCM などのクロック マネージャーに関する消費電力も含まれることがあります。また、Transceiver 列には、マルチギガビット トランシーバー (MGT) および PCIe ブロックに関連する消費電力が表示される場合があります。