AMD デバイス ファミリは、さまざまなクロック生成機能およびクロック管理機能を備えています。これらのシートに情報を入力する前に、 『7 シリーズ FPGA クロッキング リソース ユーザー ガイド』 (UG472) または 『UltraScale アーキテクチャ クロッキング リソース ユーザー ガイド』 (UG572) を参照して、これらのリソースをパラメーター指定する方法を理解してください。プロジェクトの開発サイクルの段階によっては、デザインのクロッキングが詳しくわからない場合があります。その場合は、わかっている情報を入力し、わからない部分は概数値を入力します。詳細がわかりしだい、スプレッドシートを開いて随時入力することが可能です。
クロック マネージメント リソース シートは、XPE スプレッドシートでサポートしている FPGA および SoC アーキテクチャに応じて、さまざまな方法で表示されます。
- 7 シリーズ/AMD Zynq™ 7000 SoC 以降のデバイスの XPE スプレッドシートでは、2 つのクロック マネージャー (MMCM および PLL) の情報を 1 つのシート ([Clock] シート) に入力します。[Clock] シートの MMCM or PLL 列で、入力する情報が MMCM の情報か PLL の情報かを指定できます。
- それ以前のデバイスのスプレッドシート (たとえば、Virtex-5/Virtex-6 のスプレッドシートや Spartan-3A/Spartan-6 のスプレッドシート) では、使用するクロック マネージャーごとに異なるシートがあります。たとえば、[DCM] シートと [PLL] シートは別々に表示させることができます。
次の図に、クロック マネージメント リソース シートの例を示します ([Clock] シート)。
図 1. [Clock] シート (7 シリーズ デバイス)