SelectMAP バスの全般的なボード デザイン ガイドライン
- SMAP_IO[31:0] 信号と SMAP_CLK 信号間のスキューは、±25ps 以内にします。
- SMAP_CLK をフローティング状態にしたり、VIL と VIH の間に保持したりしないでください。
- SMAP_CLK はクリティカルな信号です。この信号のシグナル インテグリティが良好であることを確認します。
- SMAP_CS_b を 4.7kΩ のプルアップ抵抗に接続し、電源投入時およびマイクロプロセッサの初期化時に Versal デバイス SelectMAP が選択解除されるようにします。
- SMAP_RDWR_b を 4.7kΩ のプルダウン抵抗に接続し、電源投入時およびマイクロプロセッサの初期化時に SelectMAP ターゲットがデフォルトで書き込み方向になるようにします。
- POR_B を使用して Versal デバイスの設定をリセット/クリアする場合は、オープン ドレイン ドライバーで POR_B を駆動します。
- たとえば、ほかのデバイスが POR_B を Low に駆動する可能性があるため、コントローラーが POR_B を High に駆動しないようにしてください。
- VIH/VIL および VOH/VOL レベルが Versal デバイスの要件を満たすことを確認します。
複数の独立したターゲット デバイスがある場合の SelectMAP ボード デザイン ガイドライン
- コントローラーには、各ターゲット用に個別の SMAP_BUSY ピンが必要です。
- コントローラーには、各ターゲット用に個別の SMAP_CS_b ピンが必要です。
- コントローラーには、各ターゲット用に個別の SMAP_RDWR_b 信号が必要です。
- コントローラーが DONE をモニターする場合、コントローラーは各ターゲットからの個別の DONE ラインを「AND」演算する必要があります。
- コントローラーが ERROR_OUT をモニターする場合、コントローラーは各ターゲットの ERROR_OUT を個別にモニターするか、各ターゲットからの個別の ERROR_OUT ラインを「OR」演算する必要があります。
- 高度なユース ケースでの並列書き込み用 Ganged SelectMAP セットアップでは、リードバックはサポートされません。