手順 7: デザインの合成およびインプリメンテーション - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: デザイン フローの概要 (UG888)

Document ID
UG888
Release Date
2023-10-19
Version
2023.2 日本語

合成およびインプリメンテーション run のオプションを設定したら、次を実行できます。

  • [Run Synthesis] コマンドを使用して、合成のみを実行します。
  • [Run Implementation] コマンドを使用して、合成が実行されていない場合は合成を実行してから、インプリメンテーションを実行します。
  • [Generate Bitstream] コマンドを使用し、実行されていない場合は、合成およびインプリメンテーションを実行してから、AMD デバイスをプログラムするためのビットストリームを生成します。

このチュートリアルでは、これらの段階を 1 つずつ実行します。

  1. Flow Navigator で Run Synthesis ボタンをクリックします。
  2. OK をクリックして、デフォルトのオプションで合成を実行し、タスクが完了するのを待ちます。

    Vivado IDE の右上にあるバーに、run の進捗状況が示されます。Vivado でほかの作業ができるように、バックグラウンド プロセスとして合成エンジンが起動します。合成プロセスがバックグラウンドで実行している間、Vivado IDE のウィンドウを開いたり、レポートを生成したり、デザインを評価したりできます。IDE 下部の [Log] ウィンドウに合成ログが表示されます。このログは [Reports] ウィンドウからも確認できます。

    合成が完了すると、[Synthesis Completed] ダイアログ ボックスが開き、次の段階を選択するオプションが表示されます。

  3. Run Implementation をオンにし、OK をクリックします。
  4. OK をクリックしてデフォルトのオプションでインプリメンテーションを実行し、タスクが完了するのを待ちます。

    インプリメンテーション プロセスが開始し、初期化が実行された後にバックグラウンド モードになります。

このチュートリアルの次の手順では、インプリメンテーションが完了するのを待っている間に、合成済みデザインのデザイン解析の実行方法説明します。