Vivado では、異なるデザイン フローがサポートされているのと同様に、デザインの管理方法および Vivado ツールをどのように使用するかによってさまざまな使用モデルもサポートされています。このセクションでは、Vivado ツールで使用モデルを利用するにあたり、決定しておくべきことをいくつか説明します。
次のような事項を決定しておく必要があります。
- スクリプトまたはコマンドを使用するか、グラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を使用するか。詳細は、Vivado 統合設計環境 (IDE) の使用およびTcl の使用を参照してください。
- プロジェクト構造を使用して Vivado Design Suite でデザイン ソース、ステータス、結果が管理されるようにするか、ユーザー自身がデザインを作成して管理するか。プロジェクト モードと非プロジェクト モードの理解を参照してください。
- 移植性を持たせるために IP コアを設定して 1 つのデザイン プロジェクト内にそれらを含めるか、複数プロジェクトで管理しやすくなるように設定済み IP コアのリモート リポジトリをプロジェクト外に構築するか。
- ソース ファイルをリビジョン管理システムを使用して管理するか。リビジョン管理システムの使用を参照してください。
- 合成またはシミュレーションにサードパーティ ツールを使用するか。サードパーティ デザイン ソフトウェア ツールの使用を参照してください。