Vivado では、Vivado シミュレータで使用するシミュレーション ライブラリおよび AMD IP に必要なすべてのスタティック ライルのライブラリが配布されており、これらはあらかじめコンパイルされています。シミュレーション スクリプトが作成されると、これらのライブラリが参照されます。
サードパーティ シミュレータを使用する場合、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: ロジック シミュレーション』 (UG900) で説明されているように、シミュレーションを実行する前に AMD シミュレーション ライブラリをコンパイルする必要があります。特に、デザインが VHDL プリミティブまたは AMD IP (過半数は VHDL 形式) をインスタンシエートする場合はプリコンパイルする必要があります。シミュレーション ライブラリをプリコンパイルしないと、ライブラリ バインディング エラーが発生します。
ターゲット シミュレータ用に AMD シミュレーション ライブラリをコンパイルするには、compile_simlib Tcl
コマンドを実行します。または、Vivado IDE で をクリックします。
重要: シミュレーション ライブラリはプリコンパイルされていて、Vivado シミュレータで使用するために提供されています。ただし、サードパーティ シミュレータで使用するライブラリは手動でコンパイルする必要があります。詳細は、
『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: ロジック シミュレーション』 (UG900) を参照してください。