スクリプト ベースでプロジェクトのリビジョン管理を実行するには、次の手順に従います。
- ソース ファイルをプロジェクトの外側に保管しておきます。ソース ファイルは Vivado ビルド ディレクトリの外に置いておくのが理想的です。
- ソース リポジトリをリビジョン管理します。すべてのソースは、リビジョン管理システムによって管理される必要があります。 重要: Vivado でソース ファイルを使用しているときは、そのファイルが必ず書き込み可能になっていることが必要です。
- デザインを再作成するためのスクリプトを作成します。
- スクリプト リポジトリをリビジョン管理します。スクリプトを作成したら、このスクリプト ファイルもソースとして管理することが重要です。デザインが変更されると、新しいソースまたは新しいデザイン構成を取り込むために、このスクリプトがアップデートされる必要があります。このスクリプトは、ほかのデザイン ソースと同様に管理される点に注意が必要です。
- ユーザーのリビジョン管理方法をテストします。理想的には、ファイルを取りこぼすことなく、スクリプトを使用してデザイン ソースからデザインが完全に再構築されることを確認する目的で、定期的にデザインを古いリビジョンに戻すとよいでしょう。定期的にデザインを再構築することで、リビジョン管理方法の問題点を発見し、タイムリーに対処できます。