Compile Order ビューには、ソース ファイルがコンパイル順に表示され、制約も処理順に表示されます。Compile Order ビューの上部のドロップダウン リストから Synthesis、Implementation、または Simulation を選択すると、選択したデザイン フロー段階のソース ファイルが表示されます。
図 1.
Compile Order ビューのドロップダウン リスト
通常は最上位モジュールが最後にコンパイルされます。コンパイル順は、定義した最上位モジュールとエラボレートされたデザインに基づいて、Vivado IDE で自動的に判断されるようにできます。または、Hierarchy Update ポップアップ メニューを使用してソース ファイルを並べ替え、コンパイル順を手動で変更することもできます。詳細は、「Sources ウィンドウのポップアップ メニュー コマンド」を参照してください。
制約の処理順は、制約ファイルの PROCESSING_ORDER プロパティを EARLY、NORMAL、または LATE に設定すると制御できます。次に例を示します。
set_property PROCESSING_ORDER {EARLY} [get_files myConstraintFile.xdc]
コンパイル順は Tcl コマンドを使用して制御することもできます。次に例を示します。
report_compile_order
report_compile_order -fileset sources_1
report_compile_order_-constraints
report_compile_order -constraints -fileset constrs_1